オンラインカジノの勝利金は税金がかかる？確定申告が必要な条件とは

オンラインカジノでの利益・勝利金が一定額を超えてくると課税対象となります。課税対象の収入が発生したら、確定申告をして、納税しなければなりません。

この記事では、オンラインカジノで税金が発生する理由や税金の計算方法、納税時期について解説していきます。最後にオンラインカジノで勝利金が発生しても納税せずに済む方法も紹介していますので、どうぞ最後までご覧ください。

オンラインカジノの勝利金に税金がかかる理由

オンラインカジノで得た利益（勝利金）は一時所得に分類されるので、一定額以上稼ぐと税金が発生します。

一時所得とは、簡単に言えば、給与とは別に入ってくる臨時収入のことです。福引で当てた賞金や競馬や競輪の払戻金のほか、落とし物を拾った人が貰える報労金、生命保険の満期一時金などもこれに当たります。

ただ、オンラインカジノでカジノゲームを遊び、勝って得た勝利金をすぐに一時所得として計上するわけではありません。オンラインカジノのアカウント内にあるうちはゲーム内通貨を所有しているにすぎず、、電子ウォレットサービスや銀行口座に出金し、法定通貨（日本円）に換金して初めて一時所得が入ったものと捉えます。

オンラインカジノ勝利金の税金計算方法・納める時期

では、オンラインカジノで勝利金が出た時にどれくらい税金を払うことになるか、具体例を用いてシミュレーションしてみましょう。皆さんも自分の収入に当てはめて計算してみてください。

税金の計算例

まず、一時所得の課税対象額の計算式をご覧ください。

一時所得 = 勝利金 – 支出金 – 特別控除額（最高50万円）
一時所得の課税対象額 = 一時所得 ÷ 2

たとえば、勝利金が200万円、支出金が20万円であれば、一時所得は以下のように計算できます。

一時所得 = 200万円 – 20万円 – 50万円 = 130万円
一時所得の課税対象額 = 130万円 ÷ 2 = 65万円

一時所得は総合課税の対象となるため、給与や他の所得と合算した額に税率をかけて、支払う税金を算出します。

合算した額に掛け合わせる税率（所得税の税率）と控除額は以下表のとおりです。

所得金額 税率 控除額
1,000円から
1,949,000円まで		 5％ 0円
1,950,000円から
3,299,000円まで		 10％ 97,500円
3,300,000円から
6,949,000円まで		 20％ 427,500円
6.950,000円から
8,999,000円まで		 23％ 636,000円
9,000,000円から
17,999,000円まで		 33％ 1,536,000円
18,000,000円から
39,999,000円まで		 40％ 2,796,000円
40,000,000円以上 45％ 4,796,000円

たとえば、給与所得が300万円、一時所得の課税対象額が65万円の場合、所得金額は300万円 + 65万円 = 365万円となり、所得税は以下のように算出します。

所得税 = （所得金額 × 税率） – （控除額）
所得税 = （365万円 × 0.20）- 427,500円 = 730,000円 – 427,500円 = 302,500円

給与分の税金も上記に入っているので高額にみえますが、オンラインカジノの利益で発生した税金は、302,500万円のうち約10万円ぐらいになります。

確定申告が必要になる時期・税金を納める時期

日本では、確定申告で収入を申告する必要があり、その申告内容に基づいて納税金額が決定します。

確定申告書の提出が必要となるのは、オンラインカジノで利益が出た年（1月1日～12月31日）の翌年。必要書類の提出期間は毎年原則2月16日～3月15日と定められています。また、所得税の納付は同じく3月15日までです。

確定申告でミスをしてしまうと余計な税金を払うことになりかねないので、確定申告の書き方等について分からないことがあったら税務署か税理士に相談してください。

オンラインカジノで税金を納めずに済む方法

ここまで納税額の計算方法や納税時期について説明してきましたが、なかには「オンラインカジノで稼ぎたいけど税金は払いたくない…」と思う方もいるでしょう。そんな方のために、オンラインカジノで勝っても税金を納めずに済む以下の方法を紹介しておきます。

  • 年間50万円以上勝たない
  • 確定申告をしない（絶対禁止）

年間50万円以上勝たない

ここであらためて、一時所得の計算式をご覧ください。

一時所得 = 勝利金 – 支出金 – 特別控除額（最高50万円）

この式に勝利金等を当てはめた時、一時所得が0円となれば、税金は発生しません。

要は、勝ちすぎなければ税金を納める必要性も出てこないということです。夢のない話かもしれませんが、税金をおさえる一番確実な方法でしょう。オンラインカジノはそこそこの勝ちで楽しむ程度の娯楽だと割り切って遊べば、税金で頭を悩まされることもなく気楽に楽しめます。

確定申告をしない（絶対禁止）

一時所得が年間50万円を上回るほどオンラインカジノで利益が出たとしても、確定申告をしなければ、一時的に税金を納めなくていい状況を作ることはできます。

しかし、これは絶対やってはいけない行為です。脱税は犯罪ですし、確定申告せずとも、オンラインカジノの利益を隠していたことはいずれバレます。後からバレたら追徴課税で余計に多くの税金を支払うハメになること必至です。

税金を支払いたくないからと抜け道を探すのも無駄なことだと考えてください。税務署のプロ相手に隠し事をするのは不可能です。

まとめ：税金は納税義務が出るほど勝ってからの問題

納税は国民の義務です。オンラインカジノの利益をコソコソ隠してもいつかはバレるので、しっかり確定申告して、きっちり納税しましょう。

とはいえ、オンラインカジノで遊ばないうちから税金の心配をしても仕方ありまえん。税金のことは勝ってから悩むことだと頭の片隅にいれておけばOKです。まずは当サイトランキングで自分にあったオンラインカジノを見つけて遊んでください！

参考：【決定版】ドル箱！オンラインカジノランキングBEST10

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